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OEMでオリジナルのトリートメントを開発する流れとメリットとは?試作品の評価方法も解説

2022.03.29

オリジナルトリートメントを作るメリット

  • 他社との差別化やブランド力アップ
  • 品質・性能にこだわりや想いを反映した商品となり、顧客の満足度アップ
  • 販売価格や利益率を自由に設定できる
  • 価格競争を避けられる
  • サロンスタッフのヘアケアに対する意識向上

 

化粧品製造業許可や化粧品製造販売業許可を取得されていないお客様でも、OEMメーカーへ委託することでオリジナルトリートメントの製造・販売が可能です。

オリジナルトリートメント開発の流れ

当社のオリジナルトリートメント開発は以下のように進みます。

 

  • 01ヒアリング・打ち合わせ

    お客様の作りたいトリートメントがどのようなものなのかお聞かせください。

    販路やターゲット、コンセプト、希望数量、容器、スケジュール、ご予算など

    感触、剤型、成分、香りなど

    アイデア段階でも構いません。打ち合わせを重ね、お客様の商品イメージを具体化していきます。

  • 02試作品開発

    お打ち合わせ内容を基に処方設計を行います。

    試作品をお客様へご提出いたしますので、使用感や香りなどご評価ください。

    経験豊富な研究員がお客様専用の処方を開発いたします。

    お客様毎に1名の研究員が最初から最後まで責任を持ってご対応いたします。

    お客様からのフィードバックを基にご納得いただけるまで何度でも改良いたします。

  • 03お見積もり

    概ね処方が決まりましたら、概算価格をご提示いたします。

    処方や容器・化粧箱・ラベル・シュリンク・輸送箱など製品仕様の決定後、正式な御見積書をご提出いたします。

  • 04ご納品

    受注後最短1ヶ月程度でご指定の納品先へお届けします。

    ※処方や原料・資材の調達状況により、1ヶ月以上かかる場合がございます。

試作品の評価方法

当社ではお客様のご希望に合わせて様々な評価方法を実施しております。

 

感触の評価(官能試験)

  • 毛束試験:ブリーチ毛や健康毛など、様々な毛束を用いて評価を行います。

    試作初期の大まかな感触評価から処方決定の最終段階まで幅広く行う評価方法となります。

    簡易的な方法のため、何度も試験することができます。塗布感や仕上がりの質感など、試作品の性能がお客様のご要望に沿っているか繰り返し確認いたします。

  • ウィッグ試験:人毛ウィッグを用いた評価方法です。

    ウィッグは、必要に応じてパーマやカラーなどの処理をして使用します。

    毛先の質感、まとまり感などの最終評価においては、毛束よりも人頭に近い評価ができます。

    ハーフヘッド(半頭)での試験を行うことが多く、目標品との比較や使用前後の視覚的な評価などに適しています。

  • 人頭試験:ご要望によっては、モデルを使用した人頭評価も行っております。

    社内にあるモニター美容室にて、外部の美容師さんをお招きして評価試験を行います。第一線で活躍する美容師さんの生の声を聞けるため、より実践的で信頼感のある評価方法となります。

 

官能試験の他にも、評価機器による測定(引張試験、曲げ試験、電子顕微鏡、マイクロスコープ、接触角測定、色差測定)も可能です。

リンス、コンディショナー、トリートメントの違い

リンス、コンディショナー、トリートメント、他にもヘアマスク、ヘアパックなど様々な呼び方がありますが、何が違うのでしょうか。
実は、これらの違いについては明確な定義がなく、メーカーによって定義や取り扱いが異なりますが、剤の粘性や補修成分の有無で分けられることが多いようです。
リンス、コンディショナー、トリートメントについて、一般的な役割・特徴をご紹介します。

 

  • リンス:元々は、石けんで頭髪を洗う際に生じる石けんカスの除去やアルカリ成分を中和するため、レモン汁や酢など酸性の水溶液で髪をすすぐ(rinse)必要があったことに由来します。

    現在ではほぼコンディショナーに近いものとなっていますが、静電気による毛髪の広がりを抑え、毛髪の絡みを改善する目的で使用されることが多い商品です。配合されている油分が少ないことが多く、非常にさっぱりとした仕上がりになります。

  • コンディショナー:コンディショナーの多くは、コーティング成分や油分が多く配合されております。

    ダメージした毛髪の表面をコーティングすることで髪にツヤを出したり、指通りを良くする効果があります。主に毛髪表面の保護を目的としており、シャンプー後に毎日使用するのが一般的です。

  • トリートメント:リンス、コンディショナーが毛髪の表面のみを保護するのに対し、トリートメントは毛髪の内部、外部の両方を補修・保護する作用があります。

    補修成分が毛髪内部に浸透して、髪の内側から整え、さらに髪の外側をコーティングすることで成分の流出を防ぎます。

開発可能な製品

お客様のご要望に合わせて、様々な剤型や感触のトリートメントを作製いたします。

トリートメントの他、リンス、コンディショナー、ヘアマスク、ヘアパック、アウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)などもオリジナル商品の開発を承ります。

プロ用のシステムトリートメント(多剤式)についても、興味がございましたらご相談ください。

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